研究課題/領域番号 |
24310033
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境影響評価・環境政策
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研究機関 | 兵庫県立大学 |
研究代表者 |
江崎 保男 兵庫県立大学, 地域資源マネジメント研究科, 教授 (10244691)
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研究分担者 |
大迫 義人 兵庫県立大学, 大学院地域資源マネジメント研究科, 准教授 (40326294)
佐川 志朗 兵庫県立大学, 大学院地域資源マネジメント研究科, 准教授 (30442859)
内藤 和明 兵庫県立大学, 大学院地域資源マネジメント研究科, 准教授 (50326295)
三橋 弘宗 兵庫県立大学, 自然・環境科学研究所, 講師 (50311486)
細谷 和海 近畿大学, 農学部, 教授 (10330242)
菊地 直樹 総合地球環境学研究所, 研究部, 准教授 (60326296)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2014年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2013年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2012年度: 7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
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キーワード | コウノトリ / 再導入 / アダプティブ・マネジメント / 合意形成 / 生息適地解析 / 水系の連続 / 家系管理 / アダプティブマネジメント |
研究成果の概要 |
兵庫県但馬地方のコウノトリ再導入個体群は2015年に、そのサイズが80に達したが、本研究により社会構造がほぼ解明され、但馬地方の環境収容力が約50羽であることがわかった。巣塔の移動や給餌の中止を地域住民の合意のもとに進め、生息適地解析、個体群モデルの活用、核DNAをもちいた家系管理を進めながら、水系の連続性確保に努めた結果、餌動物の現存量増加が確認できたことなど、野生復帰が大いに進展した。また、コウノトリが全国各地に飛んで行き、徳島県では新規ペアが産卵するなど、メタ個体群形成に向かって野生復帰が一気に加速しており、アダプティブ・マネジメントの手法もほぼ確立できた。
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