研究課題/領域番号 |
24310047
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線・化学物質影響科学
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研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
八木 孝司 大阪府立大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (80182301)
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研究分担者 |
児玉 靖司 大阪府立大学, 理学系研究科, 教授 (00195744)
杉本 憲治 大阪府立大学, 生命環境科学研究科, 教授 (40196746)
川西 優喜 大阪府立大学, 理学系研究科, 准教授 (70332963)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2014年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2013年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2012年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
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キーワード | 小核 / 遅延性小核誘導 / 環境変異原 / ライブセルイメージング / 染色体不分離 / DNA損傷 / 遅延性小核 / 小核試験 / 蛍光顕微鏡 |
研究成果の概要 |
小核誘導は遺伝毒性試験の1つである。我々はライブセルイメージングによって、変異原処理後の哺乳類細胞に誘導される小核は、最初の分裂時のみならず、正常分裂した後2回目・3回目の分裂時にも誘導されることを発見した。これを遅延性小核誘導と呼ぶ。X線、UV、コルヒチン、シスプラチン、メチルニトロソウレアなど作用の異なる小核誘導因子を用いると、DNA損傷を持つ核は,損傷量に依存して最初の分裂時に高頻度に小核を誘導した.分裂装置の阻害剤は,作用がより大きいと考えられる処理2回目の分裂で小核を誘導した.すなわち遅延性小核はDNAの複製障害よりも,核の分裂阻害によって生じることが示唆された.
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