研究課題/領域番号 |
24310059
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境技術・環境材料
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研究機関 | 県立広島大学 |
研究代表者 |
三苫 好治 県立広島大学, 生命環境学部, 准教授 (20301674)
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研究分担者 |
河地 貴利 和歌山工業高等専門学校, 物質工学科, 准教授 (30290779)
奥田 哲士 広島大学, 環境安全センター, 助教 (60343290)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2014年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2013年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2012年度: 7,410千円 (直接経費: 5,700千円、間接経費: 1,710千円)
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キーワード | セシウム / 除染 / ナノカルシウム / 不溶化 / 放射性物質 |
研究成果の概要 |
2011年3月11日に発生した東日本大震災は福島第一原発の事故を引き起こし,そこから漏れ出た放射性物質(特に, 137Cs)による深刻な土壌汚染をもたらした。我々は常温常圧かつ乾燥条件下,ナノ粒子化した鉄/金属カルシウム/酸化カルシウムからなる分散体(Fe-nCa)が重金属類の不溶化や汚染土壌の減容化に効果があることを見出し,本手法を放射性セシウムの除染技術として応用を試みた。様々な検討の結果,放射性セシウムによる実汚染土壌に対して,同条件下で90%以上の除染率と50~60%程度の土壌減容化率を達成した。
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