研究課題/領域番号 |
24310095
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ナノ材料・ナノバイオサイエンス
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研究機関 | 独立行政法人物質・材料研究機構 |
研究代表者 |
馬 仁志 独立行政法人物質・材料研究機構, 国際ナノアーキテクトニクス研究拠点, MANA研究者 (90391218)
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連携研究者 |
高田 和典 物質・材料研究機構, 電池材料ユニット, ユニット長 (40354401)
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研究協力者 |
劉 小鶴
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
15,340千円 (直接経費: 11,800千円、間接経費: 3,540千円)
2014年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2013年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2012年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
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キーワード | ナノ機能材料 / グラフェン / ナノシート / 遷移金属水酸化物 / ナノ構造形成・制御 / 電気化学 / キャパシタ / 電極触媒 / 水酸化物 / 遷移金属 / 超格子 / レイヤーバーレイヤー |
研究成果の概要 |
多種な遷移金属イオン(Fe, Co, Ni等)を層状複水酸化物に導入できる新規合成手法を開発し、その高結晶性サンプルを単層剥離することによりレッドクス活性な水酸化物ナノシートを得た。正に帯電する水酸化物ナノシートを酸化グラフェンに代表される負電荷をもつ2次元ナノシート同士とのヘテロ複合化を簡便な静電的相互作用プロセスで実現した。このヘテロ積層した複合材料をスーパーキャパシタの電極に用いると、電気容量の大幅増大、しかも数秒で充放電可能という優れた特性を確認した。さらに、複合材料は電極触媒として酸素発生反応を効率的に促進し、非常に小さい過電圧(0.21V)で水の電気分解が可能となることが分かった。
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