研究課題/領域番号 |
24310127
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
自然災害科学
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研究機関 | 埼玉大学 |
研究代表者 |
田中 規夫 埼玉大学, 理工学研究科, 教授 (80323377)
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研究分担者 |
八木澤 順治 埼玉大学, 大学院理工学研究科, 准教授 (70549998)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
13,000千円 (直接経費: 10,000千円、間接経費: 3,000千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2012年度: 9,490千円 (直接経費: 7,300千円、間接経費: 2,190千円)
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キーワード | 津波 / 浮遊物 / 衝突時間 / 樹木管理 / 防潮林 / 衝撃力 / バイオシールド / 海岸林 / 洗掘 / フラジリティ曲線 / 多重防御 / 河川遡上 / 数値解析 |
研究成果の概要 |
津波は樹林帯の切れ目や河川などの弱点に集中し,樹木や家屋などの浮遊物を巻き込みながら遡上する。本研究では,1)津波で発生する家屋・樹木等浮遊物の発生・輸送と衝突による衝撃力,2)浮遊物を捕捉する樹林帯効果,3)有限盛土・樹林帯周辺や樹林帯開口部を遡上する津波による氾濫,を高精度に評価する津波解析モデルを構築した。実験とモデル解析により、(1)津波の河川遡上による堤内地への氾濫現象、(2)樹林帯の浮遊物捕捉効果、(3)海岸林の津波減勢機能と浮遊物による衝撃力増加の比較、(4)海岸林と堤防の組み合わせによる津波減災効果、(5)樹形による破断・転倒現象の相違を考慮した樹木管理、に関する知見を得た。
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