研究課題
基盤研究(B)
植物において生理活性物質の一角をなすプレニル化クマリンは、セリ科やミカン科に広く分布する。その生合成において、鍵となるプレニル化酵素遺伝子は従前未解明であったが、本研究において、パセリ(セリ科)およびレモン(ミカン科)からクマリンに特異的なプレニル基転移酵素遺伝子を世界に先駆けて同定した。本酵素ファミリーは、9回の膜貫通ドメインを持つ疎水性のタンパク質であり、プレニル基質に対してもアクセプター基質に対しても高い特異性を示すことが示された。また酵素活性にはマグネシウムが必要で、細胞内局在は色素体であることも明らかになった。
すべて 2015 2014 2013 2012 その他
すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 5件、 謝辞記載あり 3件) 学会発表 (12件) (うち招待講演 3件) 備考 (2件) 産業財産権 (1件) (うち外国 1件)
Plant physiology
巻: 166 号: 1 ページ: 80-90
10.1104/pp.114.246892
Plant Biotechnology
巻: 31 号: 5 ページ: 567-571
10.5511/plantbiotechnology.14.0918a
130004713024
バイオサイエンスとインダストリー
巻: 72 ページ: 312-314
40020155026
The Plant Journal
巻: 77 号: 4 ページ: 627-638
10.1111/tpj.12409
FEBS J.
巻: (印刷中) 号: 11 ページ: 2572-1580
10.1111/febs.12239
Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry
巻: 76 号: 7 ページ: 1389-1393
10.1271/bbb.120192
10030982292
http://www.rish.kyoto-u.ac.jp/lpge/publications.html
http://www.rish.kyoto-u.ac.jp/W/LPGE/publications.html