研究課題
基盤研究(B)
本研究は、社会主義を経た旧ソ連中央アジアを対象に、イスラーム・ジェンダー・家族の観点から、近代化をアクチュアルな問題群として捉え直す視座の構築を目的に、ウズベキスタンとの国際共同研究として展開された。19~20世紀の民族誌と現代のフィールドワークとの摺合せ、「近代」表象資料の収集と分析等を行い、最終年度に国際ワークショップ Islam and Gender in Central Asiaを実施、成果として英文論文集を刊行した。イデオロギー先行の社会主義的近代化において、公には切り捨てられた「悪しき伝統」の存続の動態や、構築された「よき近代」の今日の権威主義体制への継承等を明らかにした。
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すべて 雑誌論文 (8件) (うちオープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 3件) 学会発表 (3件) (うち国際学会 2件、 招待講演 1件) 図書 (7件) 備考 (2件) 学会・シンポジウム開催 (1件)
Islam and Gender in Central Asia: Soviet Modernization and Today's Society (CIAS Discussion Paper No. 63)
巻: なし ページ: 7-18
120006384097
村上勇介・帯谷知可編 融解と再創造の世界秩序
巻: なし ページ: 161-183
西南アジア研究
巻: 85
120006942847
イスラーム世界研究
巻: 8 ページ: 367-370
帯谷知可編『トルキスタン集成が拓く世界I』
ページ: 5-12
帯谷知可編『トルキスタン集成が拓く世界II』
ページ: 6-15
地域研究
巻: 13巻2号 ページ: 381-386
帯谷・北川・相場編『朝倉世界地理講座-大地と人間の物語-5 中央アジア』
ページ: 183-195
http://www.cias.kyoto-u.ac.jp/seika/?p=45
http://www.cias.kyoto-u.ac.jp/publish/5.html