研究課題/領域番号 |
24320007
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
御子柴 善之 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (20339625)
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研究分担者 |
寺田 俊郎 上智大学, 文学部, 教授 (00339574)
舟場 保之 大阪大学, 大学院文学研究科, 准教授 (20379217)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
8,320千円 (直接経費: 6,400千円、間接経費: 1,920千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 国際研究交流、ドイツ / 人権 / カント / 世界市民 / グローバル化 / 人間の尊厳 / 法と道徳 / 国際研究者交流、ドイツ / 国際情報交換 / 理性 / 尊厳 / 国籍 / 普遍主義 |
研究成果の概要 |
本研究の第一の成果は、日独倫理学コロキウムを4回開催し(ドイツで3回、日本で1回)、国際研究交流を実現したことである。グローバル化した世界における人権問題を、その問題に対峙しているドイツ人哲学研究者と重ねて討議できた。カント実践哲学に依拠しつつ行われた討論から得た成果として次のものが挙げられる。まず、人権は制度・機関なくして実現するものでないものの、それだけで実現するものでもないことを確認した。次に、人権と<人間の尊厳>との関係について、見解の相違があることを確認し、双方の理路を明らかにした。さらに、人権を実現するための政治がいかに道徳と関係しているかを、その道徳の意味とともに明らかにした。
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