研究課題/領域番号 |
24320020
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
宗教学
|
研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
鈴木 正崇 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (10126279)
|
研究分担者 |
中山 和久 人間総合科学大学, 人間科学部, 准教授 (80555095)
織田 竜也 長野県短期大学, 多文化コミュニケーション学科, 准教授 (00431841)
浅川 泰宏 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 准教授 (90513200)
宮坂 清 名古屋学院大学, 法学部, 講師 (50734000)
谷部 真吾 名古屋大学, 文学研究科, 助教 (80513746)
|
研究協力者 |
桜井 弘人 飯田市美術博物館, 学芸員
谷部 真吾 慶應義塾大学, 文学部, 非常勤講師 (80513746)
市田 雅崇 国士舘大学, 文学部, 非常勤講師
藤野 陽平 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 研究機関研究員 (50513264)
濱 雄亮 慶應義塾大学, 文学部, 非常勤講師 (60739126)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
10,400千円 (直接経費: 8,000千円、間接経費: 2,400千円)
2014年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2013年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2012年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
|
キーワード | 文化的景観 / 歴史遺産化 / 民俗宗教 / 芸能 / 移動 / 秋葉街道 / 神楽 / 資源化 / 宗教学 / 霜月神楽 / 無形民俗文化財 / 観光 / 文化遺産 / 儀礼 / 巡礼 / 道の宗教性 / 文化人類学 / 民俗学 |
研究成果の概要 |
本研究は、「民俗宗教」が歴史的に創り出してきた景観が、観光や地域振興を目的に再解釈される動きを「歴史遺産化」と概念化して現代の民俗社会の動態把握を試みた。調査地は三河・信州・遠江の「三信遠」を貫く秋葉街道と周辺地域で、祭祀・芸能・巡礼・イベントの調査を行い、道の持つ特性である「移動」や「移住」に注目し、有形・無形を問わず歴史遺産として生成されていく過程を明らかにした。日本各地では「遺産」概念の増殖が起こっており、ブランド化によって地域社会を活性化する動きが、政治・経済・文化を結びつけている。本研究では「遺産」の概念が、「歴史」と「記憶」と「民俗宗教」の相互作用を活性化する過程の理論化を試みた。
|