研究課題/領域番号 |
24320081
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 県立広島大学 |
研究代表者 |
今泉 敏 県立広島大学, 保健福祉学部, 教授 (80122018)
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研究分担者 |
伊集院 睦雄 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター, 研究員 (00250192)
密本 淳嗣 (細川 淳嗣 / 密本 淳嗣(細川淳嗣)) 県立広島大学, 保健福祉学部, 教授 (00420761)
佐藤 裕 独立行政法人理化学研究所, 研究員 (80415174)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
18,330千円 (直接経費: 14,100千円、間接経費: 4,230千円)
2014年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2013年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2012年度: 11,050千円 (直接経費: 8,500千円、間接経費: 2,550千円)
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キーワード | コミュニケーション障害 / 言語発達 / 伝達意図 / 音声学 / 脳科学 / fNIRS / 自閉症 / 吃 / 発話解析 / 自己表現 / 他者理解 / fMRI / 心の理論 / 吃音 / 発話意図理解 / 音声言語 / 脳機能 / 自己表出 / 認知モデル |
研究成果の概要 |
音声コミュニケーションにおいて複数の情報が相反する場合の発話意図理解機能とその発達過程を研究した。言語情報と伝達意図が一致する賞賛や非難表現に対しては6歳で成人レベルに達するものの、対立する情報を含む皮肉や冗談に対しては6歳では発達途上にあった。自閉症児では相反する情報の理解が困難であった。自己表現過程を解析したところ、語彙や構文選択による意図表現に加えて、フィラーや様々な長さのポーズとピッチ変動などプロソディによって変化する情報の役割が大きいことが示された。さらに発話意図を判断するときの脳活動をNIRSで解析した結果、左前頭葉下部と背内側前頭前野に発達的変化が観測された
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