研究課題
基盤研究(B)
視線計測等の実験で、英語学習者も構文レベルでの文構成要素の生起位置の順序に関して確率的な知識を有している可能性が示唆された。連語表現レベルでも学習者はその自然さや使用頻度に敏感であることが確認された。文法形態素の実験では学習者はあまり敏感ではなくむしろ直前の表面的な形式に影響を受けることが確認された。統語や連語表現の処理については学習者もある程度母語話者に似た処理を行えるようになることが示唆された。また、多読の実験により大量のインプットの頻度効果によると思われる読解速度の向上が確認された。学習者コーパスの分析では、遷移確率を見ることで学習者独特の言語使用を観察することができることが確認できた。
すべて 2015 2014 2013 2012 その他
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (17件) 図書 (1件) 備考 (3件)
Open Journal of Modern Linguistics
巻: 4 号: 05 ページ: 585-594
10.4236/ojml.2014.45051
LET中部支部研究紀要
巻: 24 ページ: 47-56
ククロス : 国際コミュニケーション論集
巻: 10 ページ: 49-64
http://sgr.gsid.nagoya-u.ac.jp/wordpress/