研究課題/領域番号 |
24320114
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
史学一般
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
佐藤 大介 東北大学, 災害科学国際研究所, 准教授 (50374872)
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研究協力者 |
平川 新 宮城学院女子大学, 学長 (90142900)
蝦名 裕一 東北大学, 災害科学国際研究所, 准教授 (70585869)
天野 真志 東北大学, 災害科学国際研究所, 助教 (60583317)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
18,070千円 (直接経費: 13,900千円、間接経費: 4,170千円)
2016年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2015年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2014年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2013年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2012年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
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キーワード | 歴史資料の防災 / 市民協働 / 歴史資料の継承 / 歴史資料の保全 / 巨大災害への対応 / 地域社会 / 歴史の継承 / 歴史資料保全学 / 巨大災害 / 地域の歴史資料保存 / 市民との共同 / 東日本大震災 / 被災史料の保全 / 史料保全技法の開発 / 史料保全における協働 / 市民参加型の史料保全 / 歴史資料の保全と継承 / 防災・災害対策 / 地域連携 / 分野間連携 / ネットワーク構築 |
研究成果の概要 |
東日本大震災を踏まえ、地域に保護の手が及ばないまま遺されている古文書その他の歴史資料の保全について、実践を通じて検討した。その結果として、災害時に歴史資料を保全するための基礎的環境としては、歴史資料の所在確認がなされていること、それに加えて、情報を生かしうる人員が不可欠であることを指摘した。また、古文書資料保全の普及を通じて、安定化処置やデジタル撮影、さらに古文書資料の解読と、多様な参加形態による市民との連携が、今後の歴史資料保全に大きな可能性を持つことについても明らかにした。一方で、歴史資料保全に関する公的対応や専門家養成の環境が悪化しており、これに対する対応が必要であることも指摘した。
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