研究課題/領域番号 |
24320128
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 奈良女子大学 |
研究代表者 |
小路田 泰直 奈良女子大学, 副学長 (30186671)
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研究分担者 |
住友 陽文 大阪府立大学, 人間社会学部, 教授 (30262934)
小関 素明 立命館大学, 文学部, 教授 (40211825)
岡田 知弘 京都大学, 経済学研究科(研究院), 教授 (60177053)
小林 啓治 京都府立大学, 文学部, 教授 (60221975)
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連携研究者 |
白木沢 旭児 北海道大学, 文学研究科, 教授 (10206287)
澤 佳成 東京農工大学, 大学院, 農学研究員・講師 (70610632)
荒木田 岳 福島大学, 行政政策学類, 准教授 (70313434)
立石 雅昭 新潟大学, 自然科学系, 名誉教授 (00126426)
原田 政美 福井県立大学, 経済学部, 教授 (50244520)
川瀬 光義 京都府立大学, 公共政策学部, 教授 (40195095)
布川 弘 広島大学, 総合科学研究科, 教授 (30294474)
竹永 三男 島根大学, 法文学部, 教授 (90144683)
張 貞旭 松山大学, 経済学部, 教授 (50341277)
鬼嶋 淳 佐賀大学, 文化教育学部, 准教授 (60409612)
八木 正 鹿児島国際大学, 短期大学部・情報文化学科, 准教授 (20259774)
西谷地 晴美 奈良女子大学, 人文科学系, 教授 (90218214)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
17,680千円 (直接経費: 13,600千円、間接経費: 4,080千円)
2015年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2013年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2012年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
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キーワード | 原子力 / 安全神話 / 地域 / 55年体制 / 日本史 / 聞き取り調査 / 福島第一原子力発電所 / 東日本大震災 / 原子力行政 / TVA / 放射線被ばく問題 / マンハッタン計画 / 戦後政治 / 地域社会 / 柏崎刈羽原発 / 田中角栄 / 3.11 / 3.11 |
研究成果の概要 |
2011年3月11日の東日本大震災につづいて生じた原子力発電所の深刻な事故は、戦後、日本政治が長く取り組んできた原子力政策を頓挫させる、歴史的にきわめて重大な事件だった。この事件につながった原子力政策の歴史を解明することが、われわれの研究課題であった。 原子力政策が保守派および革新派の合同プロジェクトとして、暗黙の合意を得てはじまったこと、またそれにもとづいて55年体制が形成されたことが、明らかにされた。すなわち、日本の戦後政治において、原子力政策は、たんなる電源開発にとどまらない、きわめて重大な政治的意義をもっていたことが解明されたのである。
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