研究課題/領域番号 |
24330109
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済史
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研究機関 | 政策研究大学院大学 (2013-2014) 東京大学 (2012) |
研究代表者 |
杉原 薫 政策研究大学院大学, 政策研究科, 教授 (60117950)
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研究分担者 |
久保 亨 信州大学, 人文学部, 教授 (10143520)
岡崎 哲二 東京大学, 経済学研究科(研究院), 教授 (90183029)
籠谷 直人 京都大学, 地球環境学堂, 教授 (70185734)
石川 登 京都大学, 東南アジア研究所, 教授 (50273503)
小堀 聡 名古屋大学, 経済学研究科(研究院), 准教授 (90456583)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
14,690千円 (直接経費: 11,300千円、間接経費: 3,390千円)
2014年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2013年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2012年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
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キーワード | 環境経済史 / エネルギー / アジア / 貿易 / 発展径路 / 発展経路 / 生存基盤 |
研究成果の概要 |
本研究では、第二次大戦後のアジアにおける高度経済成長の資源・エネルギー的基盤を検討し、その地球環境への影響について考察した。成長アジアが近年の世界経済の「化石資源」化を主導したこと、自由貿易と開発主義がそれに大きく貢献したこと、同時に、アジアがエネルギー節約型技術をリードし、化石資源や食糧の自由な貿易によって高度成長と都市化を実現したことが、水やバイオマス・エネルギーのような非貿易財に近い資源の枯渇を招いたことも明らかになった。これらの因果関係を歴史的に実証することは簡単ではないが、問題の所在と研究課題が明らかになり、一部のテーマについて実証研究を進めることができた。
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