研究課題/領域番号 |
24330182
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | ノートルダム清心女子大学 |
研究代表者 |
杉山 博昭 ノートルダム清心女子大学, 人間生活学部, 教授 (20270035)
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連携研究者 |
今井 小の実 関西学院大学, 人間福祉学部, 教授 (20331770)
細井 勇 福岡県立大学, 人間福祉学部, 教授 (70190204)
佐々木 光郎 静岡英和学院大学, 人間社会学部, 教授 (30387534)
池本 美和子 佛教大学, 社会福祉学部, 教授 (90308932)
松本 郁代 弘前学院大学, 社会福祉学部, 教授 (00219487)
小池 桂 徳山大学, 福祉情報学部, 教授 (50461348)
田中 亜紀子 三重大学, 人文学部, 准教授 (90437096)
元村 智明 金城大学, 社会福祉学部, 准教授 (60340022)
山本 啓太郎 大阪体育大学, 健康福祉学部, 教授 (20200800)
田中 和男 同志社大学, 人文科学研究所, 研究員 (80571413)
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研究協力者 |
水上 妙子
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
15,600千円 (直接経費: 12,000千円、間接経費: 3,600千円)
2014年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2013年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2012年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
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キーワード | 社会福祉思想 / 社会福祉史 / 方面委員 / 地域社会福祉史 / 救貧制度 / キリスト教 / 少年教護院 / 地方救済 / セツルメント / 自由 / 全体性 / 公的救済 / 地方社会事業 / 社会事業実践 / 婦人方面委員 / 地域変動 |
研究成果の概要 |
戦前の社会事業の特質を明らかにするため、「自由」と「全体性」をキーワードに分析した。そのために、まず社会事業の思想について、「自由」や「全体性」を日本社会がどう受け止めたのかを明らかにしようとした。特に、「社会連帯」についての一般社会の理解を把握した。児童保護の法律が、先進的であったが、実際には適切に運用されなかった実態を示した。さらに、地方での社会事業について、東京、山口、鳥取、石川を取り上げた。全国一律ではなく、地方独自の活動が行われていた。地方の独自な活動の背景として、厳しい生活実態と、それを打開する意欲的な姿勢があった。反面、政府の政策を超える影響を持つことはできなかった。
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