研究課題/領域番号 |
24340094
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
数理物理・物性基礎
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
池田 研介 立命館大学, 理工学部, 教授 (40151287)
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研究分担者 |
高橋 公也 九州工業大学大学院, 情報工学研究院, 教授 (70188001)
首藤 啓 首都大学東京, 理工学研究科, 教授 (60206258)
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研究協力者 |
KETZMERICK R. Dresden工大, 理論物理教室, 教授
MOUCHET A. Francois Rabelais de Tours大学, 数物教室, 講師
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
17,680千円 (直接経費: 13,600千円、間接経費: 4,080千円)
2014年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2013年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2012年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
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キーワード | カオス / 量子力学 / トンネル効果 / 半古典理論 / 複素力学系 / 非可積分系 / トンネル現象 / 物性基礎論 |
研究成果の概要 |
ポアンカレによって「力学の基本問題」として強調された古典非可積分性は複素空間を撹乱することによって、まず量子トンネル効果の乱れとして顕在化する。この逆説的な主張の諸相を探求する。非可積分性は複素領域に自然境界とよばれる特異点集積を形成しその近傍にトンネル軌道が集積する。非常に高次の可積分近似を基にした摂動理論によって最初の非可積分トンネル過程への遷移が解明され従来の解釈と異なる事が明らかになった。
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