研究課題/領域番号 |
24340119
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
超高層物理学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
海老原 祐輔 京都大学, 生存圏研究所, 准教授 (80342616)
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研究分担者 |
吉川 顕正 九州大学, 国際宇宙天気科学・教育センター, 講師 (70284479)
深沢 圭一郎 京都大学, 大学院情報学研究科, 准教授 (50377868)
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連携研究者 |
大村 善治 京都大学, 生存圏研究所, 教授 (50177002)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
18,200千円 (直接経費: 14,000千円、間接経費: 4,200千円)
2014年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2013年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2012年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
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キーワード | 磁気圏 / 磁気嵐 / サブストーム / シミュレーション / 放射線帯 / 内部磁気圏 / 超高層物理学 / 宇宙空間 / 地球電磁気 |
研究成果の概要 |
地球を取り巻く高エネルギー粒子群は放射線帯と呼ばれ、その挙動は謎に包まれている。放射線帯形成には外部供給説と内部加速説の二つがある。外部供給説において重要な磁気圏電場の時空間発展をシミュレーションで調べた。サブストーム時には西向きの強い電場が振動を伴って現れ、高エネルギー粒子のマルチプル注入や一時的な減少を合理的に説明することができた。内部加速説においてはkeV帯電子の輸送と相対論速度まで加速する波動粒子相互作用が重要である。サブストーム直後にはkeV帯電子の輸送に重要な対流が逆転すること、波動粒子相互作用が効率良くおこる条件が磁気嵐開始から数時間経て満たされることを明らかにした。
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