研究課題
基盤研究(B)
生成に250℃を超える高い温度が必要とされている熱水性石油について、実際の生成現場においてコア試料を採取し、生成環境の再評価を行った。その結果、海底面から約10mの深さの場所で、石油の生成が起こっていることがわかった。その深度には熱水の顕著な混入が見られないことや粘土鉱物組成から100℃程度の温度しか経験しておらず、バイオマーカーが示す熟成温度もこれと矛盾しない。よって、熱水性石油であっても通常の石油と同等の温度帯(oil window)で生成することが確認された。
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