研究課題
基盤研究(B)
フロンティア軌道論など分子軌道図による化学反応解析理論は反応設計の指針となってきたが、反応経路の評価に必要な精度を持たない。本研究では、史上初の高精度な分子軌道エネルギーをもとに反応軌道論を拡張し、反応経路解析のための反応軌道エネルギー論を開発した。その結果、多くの標準的な反応の最安定経路が電子移動を先駆とし、そうでない場合は別経路を選択する可能性が高いことを立証した。また、価電子・内殻・Rydbergすべての軌道の軌道エネルギーを同時に高精度再現する理論やナノ触媒反応計算へ適用できる世界最高精度レベルの励起エネルギー(バンドギャップ)計算理論の開発にも成功した。
すべて 2016 2015 2014 2013 2012 その他
すべて 雑誌論文 (12件) (うち査読あり 12件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 4件) 学会発表 (26件) (うち国際学会 3件、 招待講演 17件) 図書 (3件) 備考 (9件)
Journal of Computational Chemistry
巻: 37 号: 16 ページ: 1451-1462
10.1002/jcc.24357
International Journal of Quantum Chemistry
巻: 115 号: 5 ページ: 270-282
10.1002/qua.24805
Phys. Rev. A
巻: 89 号: 5
10.1103/physreva.89.052519
Chem. Phys. Lett.
巻: 608 ページ: 11-16
10.1016/j.cplett.2014.05.076
J. Comput. Chem.
巻: 35 号: 14 ページ: 1093-1100
10.1002/jcc.23599
J. Chem. Phys.
巻: 140 号: 18
10.1063/1.4866996
Wiley Interdisciplinary Reviews: Computational Molecular Science
巻: - 号: 4 ページ: 375-390
10.1002/wcms.1178
Journal of Computer Chemistry, Japan
巻: 13 号: 1 ページ: 71-82
10.2477/jccj.2013-0013
130003391633
J. Chem. Theory Comput.
巻: 9 号: 8 ページ: 3848-3854
10.1021/ct4003515
巻: 139 号: 6 ページ: 64102-64102
10.1063/1.4817404
巻: 34 号: 5 ページ: 379-386
10.1002/jcc.23145
π-Stacked Polymers and Molecules(Springer, Ed. T. Nakano)
巻: (印刷中)
http://erdb.yamanashi.ac.jp/rdb/A_DispInfo.Scholar/0/0EB60D0AE958A3E2.html
http://rare-events.org/tsuneda/
http://fc-nano.yamanashi.ac.jp/kenkyu/seika/seika.html
http://erdb.yamanashi.ac.jp/rdb/A_Index.Main
http://erdb.yamanashi.ac.jp/rdb/A_DispDetail.Scholar
http://fc-nano.yamanashi.ac.jp/kenkyu/seika.html