研究課題/領域番号 |
24350011
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物理化学
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研究機関 | 兵庫県立大学 |
研究代表者 |
本間 健二 兵庫県立大学, 物質理学研究科, 教授 (30150288)
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研究分担者 |
松本 剛昭 静岡大学, 理学部, 准教授 (30360051)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
18,720千円 (直接経費: 14,400千円、間接経費: 4,320千円)
2014年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2013年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2012年度: 11,050千円 (直接経費: 8,500千円、間接経費: 2,550千円)
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キーワード | レーザー誘起蛍光 / イオントラップ / 質量分析 / 錯イオン / エレクトロスプレー / イオン-トラップ |
研究成果の概要 |
孤立分子イオン種のレーザー誘起発光スペクトルを観測することを目指して、エレクトロスプレー-イオントラップ-レーザー励起発光観測-飛行時間型質量分析装置を開発し、以下の成果を上げた。(1)人工光合成系で重要な錯イオンRu(bpy)32+を孤立分子状態でレーザー光解離アクションスペクトルを初めて測定した。溶液中で観測されるMLCT吸収帯に対応する450nm付近の2光子で配位子の脱離が主に起こっていることが明らかになった。(2)ローダミン590色素イオンをイオントラップに保持し、レーザー誘起蛍光スペクトルの観測に成功した。これにより、発光を介したさまざまなイオンの観測が可能になると期待される。
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