研究課題
基盤研究(B)
超強塩基として知られているホスファゼンに基質認識能を付与することで基質認識型・超強塩基性有機分子触媒の設計開発を目指した。ホスファゼンはその単位構造であるイミノホスホランの連結数を増すごとに塩基性が向上すること、ならびにイミノホスホランユニットを3つ連結したP3ホスファゼンの基本骨格がC2対称性を有する触媒分子の設計に適していることに着目し、不斉P-3ホスファゼン塩基触媒の設計開発を行った。併せてP3骨格の両端のイミノホスホランをグアニジンに置き換えたビス(グアニジノ)イミノホスホラン触媒を新たに設計し、これらのC2対称性を有する超強塩基性有機分子触媒の開発に成功した。
すべて 2016 2015 2013 2012 その他
すべて 雑誌論文 (9件) (うち査読あり 9件、 謝辞記載あり 3件、 オープンアクセス 3件) 学会発表 (5件) (うち国際学会 2件、 招待講演 4件) 図書 (1件) 備考 (6件)
Angew. Chem. Int. Ed.
巻: 55 号: 15 ページ: 4734-4737
10.1002/anie.201601352
Angewandte Chemie International Eddition
巻: 54 号: 52 ページ: 15836-15839
10.1002/anie.201508178
巻: 54 号: 38 ページ: 11240-11244
10.1002/anie.201505893
Heterocycles
巻: 90 号: 2 ページ: 1396-1404
10.3987/com-14-s(k)98
Synlett
巻: 24 号: 19 ページ: 2531-2534
10.1055/s-0033-1340058
J. Am. Chem. Soc.
巻: 135 号: 41 ページ: 15306-15309
10.1021/ja408296h
Chem. Commun.
巻: 49 号: 87 ページ: 10254-10256
10.1039/c3cc46100a
ChemCatChem
巻: 4 号: 7 ページ: 963-967
10.1002/cctc.201200149
Chem. Commum.
巻: 48 号: 46 ページ: 5781-5783
10.1039/c2cc31594g
http://www.organocatalysis.jp/
http://www.orgreact.sakura.ne.jp/index.html