研究課題/領域番号 |
24350066
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機能物質化学
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
阿部 肇 富山大学, 大学院医学薬学研究部(薬学), 准教授 (10324055)
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連携研究者 |
井上 将彦 富山大学, 大学院医学薬学研究部(薬学), 教授 (60211752)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
18,200千円 (直接経費: 14,000千円、間接経費: 4,200千円)
2015年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2014年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2013年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2012年度: 6,890千円 (直接経費: 5,300千円、間接経費: 1,590千円)
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キーワード | 糖認識 / ホスト分子 / カプセル型分子 / 集積構造 / フェノール / ピリジン / 繊維状構造 / トリフェノール / 水素結合 / 自己組織化 / 糖 / ホスト・ゲスト化学 / エチニルピリジン / 大環状化合物 / 薗頭反応 |
研究成果の概要 |
申請者が開発してきた人工ホスト分子を部品として利用し、カプセル型や繊維状構造などの高次構造を構築した。トリフェノール人工ホスト分子のオルト位に配位性部位を導入して三座配位子を得た。これに Pd(II) 前駆体を作用させ、M3L2 カプセル型錯体を構築した。これらの錯体にはホスト機能が見出された。 2,6-ピリジレン環と 3,5-ピリジレン環を交互に配列させた大環状ホスト分子はπスタッキングによる積層構造と、それらが束になった繊維状高次構造を形成することが分かった。トリカチオン性分子に誘導したところ、メラミンの取り込みをトリガーとしながら水中で積層し、綿状の構造体を示した。
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