研究課題/領域番号 |
24360007
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用物性・結晶工学
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
佐々木 聡 東京工業大学, 応用セラミックス研究所, 教授 (10162364)
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研究分担者 |
奥部 真樹 東京工業大学, 応用セラミックス研究所, 助教 (10397060)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2014年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2013年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2012年度: 8,710千円 (直接経費: 6,700千円、間接経費: 2,010千円)
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キーワード | X線共鳴磁気散乱 / マグネタイト / 放物面多層膜ミラー / 磁性電子密度 / 不対電子軌道 / フェリ磁性 / 超交換相互作用 / 放射光X線 / X線ミラー / 移相子 / 円偏光X線 / 4軸回折計 / 不対電子密度 / X線共鳴磁気散乱 / X線ミラー / 円偏光X線 / 4軸回折計 / 放射光X線 |
研究成果の概要 |
高エネ研放射光 PF-BL-6C実験ハッチ内に放物面多層膜X線ミラーを設置し、移相子と高精度AFC-5u型4軸回折計を制御した。これにより放射光X線を高効率で集光でき、X線共鳴磁気散乱強度が高精度で測定可能となった。 フェリ磁性化合物であるマグネタイについて、Fe K吸収端で微弱な共鳴磁気散乱信号を計測した。そのエネルギー依存性から、分光法では観測不可能な電子軌道をA、Bサイト独立に観測できた。その結果は、Feと隣接酸素原子、さらに遠方のFe原子との間で超交換相互作用が存在することを示唆する。更に、共鳴磁気散乱強度をフーリエ合成し、混成軌道が関与する磁性電子密度分布を求めた。
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