研究課題
基盤研究(B)
従来のX線撮影では難しい高分子材料や生体軟組織などのおもに軽元素からなる物質について適用できるとしてX線位相イメージングが注目されている。これまでの研究では、撮影の間は動かない被写体の撮影を前提とする応用が行われてきた。しかし、物質の性質や機能に関する情報を得るためには、動的な撮影が望ましい。本研究は、X線透過格子を用いるTalbot干渉計あるいはTalbot-Lau干渉計を用いた高速位相イメージングおよび四次元位相CT(断層撮影法)を実現するための方法を研究した。白色シンクロトロン放射光を用いる方法や繰り返し現象に対応するストロボ方式を開発し、動的X線位相イメージングへの突破口を得た。
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Applied Physics Express
巻: 6 号: 9 ページ: 96601-96601
10.7567/apex.6.096601
10031199880