研究課題/領域番号 |
24360049
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機械材料・材料力学
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研究機関 | 名城大学 |
研究代表者 |
田中 啓介 名城大学, 理工学部, 教授 (80026244)
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研究分担者 |
來海 博央 名城大学, 理工学部, 教授 (30324453)
藤山 一成 名城大学, 理工学部, 教授 (20410772)
藤井 朋之 静岡大学, 工学(系)研究科, 助教 (30377840)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
18,330千円 (直接経費: 14,100千円、間接経費: 4,230千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2013年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
2012年度: 8,710千円 (直接経費: 6,700千円、間接経費: 2,010千円)
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キーワード | 機械材料・材料力学 / 疲労 / 破壊力学 / 薄膜 / ニッケルナノ結晶 / 電着法 / X線プロフィル解析 / ナノ結晶 / 切欠き効果 / 微小構造 / LIGA / き裂進展 / 材料力学 / 疲労損傷機構 / 微視力学 |
研究成果の概要 |
材料表面をナノ結晶としてき裂発生を抑制し、内部の微細粒することでき裂進展抵抗を向上を目指し、多層膜を創製した。多層膜の疲労強度は、微細粒単独の場合より表面ナノ結晶層により疲労強度は向上する。しかし、層界面に剥離が生じる場合には強度向上の障害となった。多層化による一層の強度向上を実現するためには、中間層によるひずみ緩和が必要であると考えられる。UV-LIGAプロセスにより、ニッケルナノ結晶の切欠き試験片の作成に成功し、切欠き形状と疲労強度低下率との関係を明らかにした。ナノ結晶化により疲労強度の向上が認められたが、材料中の応力集中および微小欠陥に非常に敏感となり疲労強度低下を引き起こした。
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