研究課題/領域番号 |
24360062
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
設計工学・機械機能要素・トライボロジー
|
研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
谷 弘詞 関西大学, システム理工学部, 教授 (40512702)
|
研究分担者 |
多川 則男 関西大学, システム理工学部, 教授 (50298840)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
18,590千円 (直接経費: 14,300千円、間接経費: 4,290千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2013年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2012年度: 11,960千円 (直接経費: 9,200千円、間接経費: 2,760千円)
|
キーワード | トライボロジー / ヘッドディスクインタフェース / パーフルオロポリエーテル / 撥水撥油 / テクスチャ / ナノトライボロジー / 潤滑剤 / 被覆率 / 撥水性 / ヘッドディスクインターフェース / 境界潤滑膜 / 凝着力 |
研究成果の概要 |
本研究は低凝着耐摩耗性を持つ分子薄膜潤滑表面を実現するため、PFPE潤滑剤の吸着状態や基板の表面粗さと凝着力・摩擦力との関係から、極単分子吸着潤滑膜の構造および最適表面形状を明らかにすることを目的とした。結果として、(1)単分子膜厚より薄膜な潤滑膜においては、潤滑膜の被覆性が凝着力・摩擦力に大きく影響すること、(2)単分子膜厚オーダでは、潤滑剤の分子構造の柔軟性が摩擦係数に寄与することを見出した。さらに、潤滑膜の化学吸着割合の増加、被覆率の向上のための光電子アシスト紫外線照射プロセスやホール状微細パターンを表面に付与することによる著しい撥油性の向上を見出し、その効果を確認した。
|