研究課題/領域番号 |
24360091
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機械力学・制御
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
近藤 孝広 九州大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (80136522)
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研究分担者 |
松崎 健一郎 鹿児島大学, 理工学研究科, 教授 (80264068)
石川 諭 九州大学, 大学院工学研究院, 准教授 (60612124)
宗和 伸行 九州大学, 大学院工学研究院, 助教 (40304753)
盆子原 康博 宮崎大学, 工学部, 准教授 (10294886)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
18,980千円 (直接経費: 14,600千円、間接経費: 4,380千円)
2014年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2013年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2012年度: 11,960千円 (直接経費: 9,200千円、間接経費: 2,760千円)
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キーワード | 自励振動 / 動吸振器 / 安定解析 / 係数励振 / 非対称行列 / 負性抵抗 / 時間遅れ系 / 最適設計 / 機械力学・制御 / 非対称行列系 |
研究成果の概要 |
自励振動に対する動吸振器の動作原理の解明では,付加される減衰の系への影響を高精度に評価することが重要である.本研究課題では,減衰自由振動系から求められる複素固有モードに基づくモード分離法を開発した. 本手法は,質量行列および剛性行列だけでなく減衰行列をも同時に対角化した上で,運動方程式をモード毎に実数型の2階の常微分方程式に変換できる.したがって,高精度な安定解析とエネルギー論的検討が可能となる. この結果,線形不安定振動に起因する自励振動全般に対して,高効率かつ高精度な安定解析が可能となり,動吸振器の動作原理の解明および最適設計法の確立が実現した.
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