研究課題
基盤研究(B)
多軸応力履歴に頑健な繊維・骨材混合セメント系複合材料の多方向配筋時の施工性能と力学特性・定着性能を体系化することを目的に,材料レベルと構造レベルでの実験を行った。通常および粗骨材と鋼繊維入りの場合について主応力軸回転下を簡易的に再現した試験を行い,通常のPVA-ECCで見られるせん断耐力の低下が粗骨材の混入により抑制されることを確認した。また構造試験では,画像解析結果として,複数ひび割れを出力したコンター図から粗骨材により破壊時のせん断ひずみが小さくなること,また局所ひび割れを計算した結果からひび割れ面での「ずれ」挙動が粗骨材や鋼繊維によって抑制されることなどを明らかにした。
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コンクリート工学年次論文集
巻: 36 ページ: 1141-1146
巻: 36 ページ: 1255-1260
Proceedings of 11th International Symposium on New Technology for Urban Safety of Mega Cities in Asia (USMCA)
ページ: 375-383