研究課題/領域番号 |
24360210
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
土木計画学・交通工学
|
研究機関 | 東北工業大学 |
研究代表者 |
稲村 肇 東北工業大学, 工学部, 教授 (50168415)
|
研究分担者 |
加河 茂美 九州大学, 経済学研究科, 准教授 (20353534)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
11,700千円 (直接経費: 9,000千円、間接経費: 2,700千円)
2014年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2013年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2012年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
|
キーワード | 東日本大震災 / 間接経済被害の推計 / 産業連関分析 / 前方連関効果 / Goshモデル / 経済被害推計 / Ghoshモデル / 間接経済被害 / 地域間産業連関分析 / サプライチェーン |
研究成果の概要 |
本研究では、東日本大震災の間接経済的影響を生産基盤の被害と家計の消費の減退に分けて推計した。家計消費減少による経済被害約6.7兆円と推計された。また、産業被災による(サプライチェーンの下流)前方連関効果の生産被害額は約6.6兆円で、後方連関効果と合計すると約13.3兆円になった。前方連関効果による付加価値被害額は全産業で約3.5兆円となり、後方連関効果よりも約47%大きくなっていることが分かった。このうち、Goshモデルによる前方連関被害の実証的推計(マクロデータによる推計は存在する)は世界で初めての研究である。
|