研究課題/領域番号 |
24360239
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
建築環境・設備
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研究機関 | 秋田県立大学 |
研究代表者 |
長谷川 兼一 秋田県立大学, システム科学技術学部, 教授 (50293494)
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研究分担者 |
三田村 輝章 前橋工科大学, 工学部, 准教授 (10406027)
鍵 直樹 東京工業大学, 大学院情報数理工学研究科, 准教授 (20345383)
白石 靖幸 北九州市立大学, 国際環境工学部, 教授 (50302633)
篠原 直秀 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 主任研究員 (50415692)
坂口 淳 新潟県立大学, 国際地域学部, 教授 (90300079)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
17,810千円 (直接経費: 13,700千円、間接経費: 4,110千円)
2014年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2013年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2012年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
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キーワード | ダンプネス / 室内環境 / 健康影響 / 建築的防除 / ダンプネスの評価法 / 健康損失 / 因果構造モデル |
研究成果の概要 |
住宅のダンプネスとアレルギー症状との因果関係に着目した先行研究は海外では多く見られる。本研究では,我が国の実態を踏まえたダンプネスの評価法を構築し,ダンプネス問題がどの程度の世帯で存在するかを提示するとともに,室内環境の経時変化が及ぼす子供の呼吸器系の症状の影響度を定量的に明らかにする。その結果,ダンプネス問題が12.5%程度の世帯で存在し,特に,喘息を発症している世帯がダンプな住宅であることがわかった。ダンプな住宅の特徴の一つとして,換気運転の頻度が低いことが指摘できる。また,ダンプな環境に変化したことにより,鼻症状や喉症状などの呼吸器系症状の有症率が2~3倍程度高くなることがわかった。
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