研究課題/領域番号 |
24360256
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
建築史・意匠
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
山岸 常人 京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (00142018)
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研究分担者 |
平 雅行 京都学園大学, 人文学部, 教授 (10171399)
永村 眞 日本女子大学, 文学部, 教授 (40107470)
中川 委紀子 日本女子大学, 文学部, 研究員 (70618991)
冨島 義幸 京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (80319037)
藤井 雅子 日本女子大学, 文学部, 准教授 (20440084)
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研究協力者 |
村田 弘 和歌山県文化財センター, 技師
廣田 浩治 歴史館いずみさの, 学芸員
前田 正明 和歌山県立博物館, 学芸員
関口 真紀子 埼玉県歴史と民俗の博物館, 学芸員
藤井 雅子 日本女子大学, 研究員
永村 眞
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
18,200千円 (直接経費: 14,000千円、間接経費: 4,200千円)
2016年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2015年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2014年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2013年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2012年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
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キーワード | 根来寺 / 建築 / 美術 / 聖教 / 教相・事相 / 論義・談義 / 地域権力 / 彫刻 / 版木 / 絵画 / 在地社会 / 中世寺院史 / 真義真言 / 造形 / 真義真言教団 / 大伝法院 / 寺院史 / 発掘 / 惣国 / 本尊 / 根来寺大塔 / 編年史料集 / 近世文書 / 立体曼荼羅 / 文化遺産 / 中世後期 / 寺院社会 |
研究成果の概要 |
本研究は多面的な文化財の包括的把握を通じて、根来寺史を構築し、そのことを踏まえて、中世後期の寺院社会の宗教的特質、寺院と世俗社会がとの関わり、その場合の寺院の役割等を、具体的事例に即して理解することを目的とした。このため根来寺・智積院・金剛寺・醍醐寺など関連寺院と、東大史料編纂所・和歌山県立博物館など諸機関の所蔵史料と校刊史料を網羅的に収集した。その上で根来寺編年史料集稿を作成したことはこの研究課題の研究推進のための基本的史料として重要な成果となった。それを踏まえて中世後期の寺院と世俗権力の関係、寺院内部での知的活動である教学・修学活動の実態とその周辺社会への普及について考察した。
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