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日本建築の特質とその形成過程~東アジアの木造建築文化との比較を中心に~

研究課題

研究課題/領域番号 24360259
研究種目

基盤研究(B)

配分区分一部基金
応募区分一般
研究分野 建築史・意匠
研究機関京都女子大学

研究代表者

川本 重雄  京都女子大学, 家政学部, その他 (40175295)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2014年度)
配分額 *注記
11,830千円 (直接経費: 9,100千円、間接経費: 2,730千円)
2014年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2013年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2012年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
キーワード国際研究者交流 / 日本建築 / 宮殿 / 儀式 / 中国 / 韓国 / ベトナム / 住宅 / 東アジア / 木造建築 / 日本 / 民家 / 日本建築史
研究実績の概要

平成26年度は立后・入内を比較研究の対象儀礼として取り上げて、日中韓越四カ国の比較研究を行う予定で、日本(平安)、中国(唐代)、韓国(朝鮮王朝)の婚礼関係史料を共同研究者に依頼して収集した。ベトナムの事例を加えて、平成26年秋に共同研究者が集まって研究会を実施する予定であったが、研究代表者の川本重雄が勤務校を退職したために、研究は継続できなくなった。したがって、ここでは日本の平安時代の立后の具体例について報告する。『貞観儀式』の事例では、立后は紫宸殿の前及び承明門前に参集した親王・官人に対して立后の宣旨が宣制され、後日親王以下は内裏北面に参集し、皇后に対する慶賀の儀を行う。『江家次第』では、女御は里邸で立后の慶賀を受けるため、皇后の倚子も内裏から里邸に運ばれ、立后大饗が里邸で行われる。『中右記』が記す藤原璋子立后の事例では、永久6年1月14日に璋子の立后が決まると、同月20日に璋子は三条烏丸殿に移り、同月26日に立后の宣旨が下され、同日三条烏丸殿で立后大饗が開かれた。今後、できるだけ早く共同研究を再開させたいと考えている。
日本の住まいの歴史を「壁の空間」「柱の空間」という視点から再検討した「日本住宅の歴史」(新体系日本史14)が刊行された。宮殿の儀礼用建築が寝殿造に取り入れられ、それがその後の日本の住まいのあり方を決定したことを述べた。上記、東アジアの宮殿儀礼の比較研究は、日本的な部分をより明確にしようと進めているものであり、この日本的な建築文化が、民家レベルでどのように広まっていったかを知るために、これまで九州・沖縄民家及び近世初頭以前に遡る民家の調査を合せて実施していた。今後、この研究も早急に再開させ、日本建築の特質とその形成過程さらにはその波及過程を多面的に明らかにしたいと考えている。

現在までの達成度 (段落)

26年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

26年度が最終年度であるため、記入しない。

次年度使用額の使用計画

26年度が最終年度であるため、記入しない。

報告書

(3件)
  • 2014 実績報告書
  • 2013 実績報告書
  • 2012 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2014 2013

すべて 図書 (4件)

  • [図書] 生活文化史(新体系日本史1492014

    • 著者名/発表者名
      小泉和子・川本重雄
    • 総ページ数
      468
    • 出版者
      山川出版
    • 関連する報告書
      2014 実績報告書
  • [図書] 東アジアの宮殿建築における元服儀礼の比較研究2014

    • 著者名/発表者名
      川本重雄
    • 総ページ数
      110
    • 出版者
      京都女子大学建築史研究室
    • 関連する報告書
      2013 実績報告書
  • [図書] 新体系日本史14 生活文化史2014

    • 著者名/発表者名
      小泉和子・川本重雄他
    • 総ページ数
      468
    • 出版者
      山川出版社
    • 関連する報告書
      2013 実績報告書
  • [図書] 東アジアの宮殿建築における正月儀礼の比較研究2013

    • 著者名/発表者名
      川本重雄
    • 総ページ数
      157
    • 出版者
      京都女子大学建築史研究室
    • 関連する報告書
      2012 実績報告書

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公開日: 2012-04-24   更新日: 2019-07-29  

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