研究課題
基盤研究(B)
新たな耐熱材料として、Co-Alベースの酸化物分散強化型(ODS)合金に着目して、熱力学計算ソフトによる成分設計、1000℃での強度試験と酸化試験を行った。Co-20Cr-10Al(wt%)は等量の硬質B2相とCo固溶体から成り、ナノ酸化物粒子(Y2Hf2O7、Y2Hf7O17、Al2O3)がAl濃度の高いB2相でより緻密分散した2相組織である。結晶粒サイズは1μm以下と微細であるため、1000℃の高温では粒界変形の影響を受ける。1000℃大気中ではα-Al2O3スケールが早期に生成し、優れた耐酸化性を発揮する。
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Corrosion Science
巻: -
Materials Science and Engineering A601 (2014) pp. 139-144
巻: 601 ページ: 139-144
Materials Science & Engineering A
巻: 601