研究課題/領域番号 |
24360286
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
構造・機能材料
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研究機関 | 茨城大学 |
研究代表者 |
友田 陽 茨城大学, 理工学研究科, 名誉教授 (90007782)
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研究分担者 |
鈴木 徹也 茨城大学, 工学部, 教授 (70261740)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
18,070千円 (直接経費: 13,900千円、間接経費: 4,170千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2013年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2012年度: 12,740千円 (直接経費: 9,800千円、間接経費: 2,940千円)
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キーワード | 応力腐食割れ / 破壊 / ミクロ組織 / 量子ビーム / 応力 / インコネル / 低合金鋼 / 中性子回折 / 応力測定 / 3次元観察 / 逐次研磨法 / EBSD / 応力分布 / 異材溶接部 / ステンレス鋼 |
研究成果の概要 |
Ni合金・低合金鋼溶接部材のCBB試験後の試料を用いて逐次研磨法による3D組織観察と階層的応力測定(EBSD-Wilkinson法、X線および中性子回折)を行った。原子炉で観察された溶接界面近傍でSCCき裂進展が抑制される要因として、Ⅱ型粒界に沿ったき裂の分岐、低合金鋼側の圧縮残留応力、および界面直下の低合金鋼の酸化が考えられた。SUS304鋼におけるSCCき裂進展挙動が応力拡大係数、腐食環境およびδフェライトに影響される様子を3D観察によって明らかにした。過酸化水素水濃度が高い場合は腐食支配型となりき裂は粒界性格に依存して分岐するが、低い場合は応力支配型となる。
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