研究課題/領域番号 |
24360306
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
材料加工・処理
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研究機関 | 豊橋技術科学大学 |
研究代表者 |
梅本 実 豊橋技術科学大学, 国際教育センター, 特任教授 (90111921)
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研究分担者 |
戸高 義一 豊橋技術科学大学, 機械工学研究科, 准教授 (50345956)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
16,900千円 (直接経費: 13,000千円、間接経費: 3,900千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2013年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2012年度: 9,360千円 (直接経費: 7,200千円、間接経費: 2,160千円)
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キーワード | ステンレス鋼 / 巨大ひずみ / 強度 / 延性 / TRIP / 金属 / 歪勾配 |
研究成果の概要 |
本研究では、巨大ひずみ加工の一つであるHPT(High-Pressure Torsion)法を用いて、ステンレス鋼の高強度、高延性化を試みた。HPT加工では通常の圧延を遙かに超える加工誘起変態が起こること、HPT加工された試料では拡散が促進され、通常の試料の焼鈍では起こらないG相やσ相の析出などが初めて観察された。次に、HPT加工で高強度化したステンレス鋼を焼鈍してγ相を増やすと、引張変形中にマルテンサイト相が誘起される試料で、大きな伸びが見られることを確認した。以上、HPT加工と焼鈍条件を最適化することによって、高強度で且つTRIP現象により高延性を示すステンレス鋼を開発することができた。
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