研究課題/領域番号 |
24360328
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
反応工学・プロセスシステム
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
杉山 茂 徳島大学, ソシオテクノサイエンス研究部, 教授 (70175404)
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研究分担者 |
外輪 健一郎 徳島大学, 大学院ソシオテクノサイエンス研究部, 教授 (00336009)
中川 敬三 徳島大学, 大学院ソシオテクノサイエンス研究部, 講師 (60423555)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
13,780千円 (直接経費: 10,600千円、間接経費: 3,180千円)
2014年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2013年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2012年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
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キーワード | 新規反応場 / 重金属非修飾パラジウム触媒 / マイクロリアクタ / スラグ流 / 酸化反応 / 均一触媒系 / 不均一触媒系 / 酸化脱水素反応 |
研究成果の概要 |
気相酸素を用いた接触液相酸化においては、多くの場合酸素の液相への溶解が律速段階となる。本研究では、マイクロリアクタで形成されやすいスラグ流を用いて、液相酸化反応を均一触媒系および不均一触媒系で検討した。スラグ流には、酸素溶解速度の顕著な向上が期待できる特徴がある。一例として、VOCl3触媒を用いた乳酸エチルからピルビン酸エチルへの均一接触酸化反応において、マイクロリアクタを用いると収率が8%向上した。この性質を利用すると、たとえばパラジウム触媒だけでは低酸素溶解度のために反応が進まず、重金属によるパラジウム触媒の修飾が必要な場合でも、重金属で修飾する必要がなくなる可能性を示した。
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