研究課題/領域番号 |
24370005
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生態・環境
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
河田 雅圭 東北大学, 生命科学研究科, 教授 (90204734)
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連携研究者 |
横山 潤 山形大学, 理学部, 教授 (80272011)
牧野 能士 東北大学, 大学院生命科学研究科, 准教授 (20443442)
長太 伸章 東北大学, 大学院生命科学研究科, 研究支援者 (70533264)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
18,460千円 (直接経費: 14,200千円、間接経費: 4,260千円)
2014年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2013年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2012年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
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キーワード | 分布拡大 / 局地適応 / 温暖化 / チョウ / 分布境界の進化 / 温暖化による生息域変化 / 進化 / 遺伝子流動 / 生物多様性 |
研究成果の概要 |
地球温暖化による気温の上昇とともに多くの種が分布北限を北上させていることが報告されているが、北上せず停滞していたり、逆に縮小している種も多く存在する。本研究では東北地方に分布北限があるチョウのうち、この数十年分布を大きく北上させている4種と、分布が停滞している3種を用い、遺伝的集団構造をゲノムワイドなSNPを用いて解明した。その結果、停滞している3種は地域集団間での分化を伴う遺伝的集団構造がみられたが、拡大している4種ではみられなかった。分布域の拡大が停滞している種は温度以外の要因に局所適応しているために、北上させることが困難であると示唆された。
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