研究課題/領域番号 |
24370012
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生態・環境
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
天野 雅男 長崎大学, 水産・環境科学総合研究科(水産), 教授 (50270905)
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連携研究者 |
佐藤 克文 東京大学, 大気海洋研究所, 教授 (50300695)
南川 真吾 独立行政法人水産総合研究センター, 国際水産資源研究所, 研究員 (90392919)
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研究協力者 |
青木 かがり 日本学術振興会, 海外特別研究員
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
12,610千円 (直接経費: 9,700千円、間接経費: 2,910千円)
2014年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2013年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2012年度: 7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
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キーワード | 種間関係 / ハクジラ類 / 生息地利用 / 採餌戦略 / 潜水行動 |
研究成果の概要 |
大深度潜水者であるマッコウクジラとアカボウクジラ科鯨類は、中深層の餌資源を異なった形で利用しているために共存が可能になっているとするいわゆるニッチ分化仮説を、北海道根室海峡に夏季同所的に生息するマッコウクジラとツチクジラの生息地利用パターンを調査することで検証した。両者は同じように海峡中央部に出現したが、その主たる利用海域、日周性に差異が見られた。また、データロガー調査の結果、この海域のマッコウクジラは極めて定型的な日周海域利用を行なっていることが明らかとなった。両種は根室海峡の中深層を利用しつつもその利用パターンはかなり異なっており、ニッチを分けていることが示された。
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