研究課題/領域番号 |
24370036
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物多様性・分類
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
中坊 徹次 京都大学, 総合博物館, 教授 (20164270)
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研究分担者 |
中山 耕至 京都大学, 大学院農学研究科, 助教 (50324661)
甲斐 嘉晃 京都大学, フィールド科学教育研究センター, 助教 (30379036)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
9,230千円 (直接経費: 7,100千円、間接経費: 2,130千円)
2014年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2013年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2012年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 種分化 / 氷河期海洋生物地理 / 系統地理学 / 氷河期海洋歴史生物地理 / 集団・種多様性 / 分類体系 / 氷期-間氷期 |
研究成果の概要 |
本研究では,氷期-間氷期サイクルが日本列島周辺の海産魚,および通し回遊魚の分布パターン形成に与えた影響を明らかにすることを目的として研究を進めた.海産魚では,北太平洋に広く分布する寒海系魚類に海域間で遺伝的・形態的差異が認められるケースが多くみられたほか,暖海系魚類では,間氷期に対馬海峡によって個体群が分化した後,氷期の海退で二次的接触や交雑が生じたと考えられるパターンが複数の種で確認された.氷期-間氷期サイクルが淡水魚に与える影響については多くの研究例があったが,本研究の結果,海産魚や通し回遊魚でもその影響が大きいことが明らかとなった.
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