研究課題
基盤研究(B)
赤痢菌はエフェクターと呼ばれるタンパク質を宿主細胞に分泌し、宿主の持つ防御機構を妨げることで感染を拡大している。我々は本研究により、炎症シグナル経路の制御に重要なTRAF6の活性化に必要なユビキチン結合酵素(Ubc13)を阻害するエフェクターOspIの構造解析を行い、OspIの触媒活性機構および標的タンパク質の特異的な認識機構を明らかにした。また、宿主のユビキチン経路を利用して免疫反応を阻害するエフェクターであるIpaHの結晶化に成功した。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (12件) (うち招待講演 1件)
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