研究課題/領域番号 |
24370060
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物物理学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
柴田 穣 東北大学, 理学(系)研究科(研究院), 准教授 (20300832)
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研究分担者 |
野口 巧 名古屋大学, 大学院理学研究科, 教授 (60241246)
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研究協力者 |
浪江 慶介
千葉 智史
杜 婷
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
18,330千円 (直接経費: 14,100千円、間接経費: 4,230千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2013年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2012年度: 9,880千円 (直接経費: 7,600千円、間接経費: 2,280千円)
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キーワード | 1分子分光 / 顕微蛍光分光 / 極低温 / 光化学系I / クラミドモナス / 顕微分光 / 1分子分光 / エネルギー移動 / FLIM / 2光子励起顕微鏡 |
研究成果の概要 |
極低温で動作可能な高空間分解能の顕微鏡を開発した。この装置を用いて、緑藻クラミドモナスの光合成調節機能であるステート遷移現象において、実際にアンテナタンパク質LHCIIがチラコイド膜内部を移動するのかを検証する研究を行った。 光合成タンパク質光化学系I(PS I)において、単一分子蛍光分光を行い、これまで知られていなかった蛍光の明滅、ブリンキング現象が90 K程度の温度で観測されることを発見した。PS Iの構造揺らぎとの関連を考察した。 また、光化学系IIの時間分解蛍光スペクトルの温度依存性を、構造に立脚したシミュレーションにより再現することに成功した。
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