研究課題/領域番号 |
24370087
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
発生生物学
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研究機関 | 福井大学 (2013-2014) 東京大学 (2012) |
研究代表者 |
竹内 春樹 福井大学, 医学部, 客員准教授 (70548859)
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研究協力者 |
中嶋 藍 福井大学, 医学部, 学術研究員 (60706331)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
18,070千円 (直接経費: 13,900千円、間接経費: 4,170千円)
2014年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2013年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2012年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
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キーワード | 神経科学 / 神経回路 / 嗅覚 / 発生 / 軸索ガイダンス / 感覚情報 / 脳科学 / 嗅覚受容体 / 発生学 / 軸索投射 / 神経活動 |
研究成果の概要 |
マウスの嗅覚系では、同一の嗅覚受容体(OR)を発現する嗅覚神経細胞は発生の過程で自身の軸索を収斂させ嗅球の特定の糸球体へと投射する。先行研究から、発現するORは複数の軸索ガイダンス、細胞選別分子の転写レベルを調節することによって軸索投射を制御することが明らかとなっている。しかしながら、どのようなシグナルによってORが活性化されるのかというシグナルソースについては明らかとされていなかった。本研究では、ORに由来するリガンドに依存しない基礎活性が軸索投射に重要な役割を果たすことを見出した。この発見は、元来ノイズと考えれらていた基礎活性に生理学的な役割があることを示した初めての知見である。
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