研究課題
基盤研究(B)
果実の成熟制御機構解明は、園芸生理研究の焦点の一つであるとともに、貯蔵・流通技術の開発・改善の鍵である。トマトDNAアレイを用いて11,520個の遺伝子の発現を網羅的に解析し、418個の成熟関連因子(224個:成熟に伴い増加,195個:成熟伴い減少)を抽出し,それらの制御の鍵となる8個の転写因子を特定した.GRAS転写因子のRNAi形質転換体を作成し,機能解析を行ったところ,果実軟化に重要なPG,PL遺伝子の抑制が確認され,同因子が成熟制御,特に果実軟化過程に重要な役割を持つことが示された。
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