研究課題/領域番号 |
24380032
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用昆虫学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
田中 利治 名古屋大学, 生命農学研究科, 教授 (30227152)
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研究分担者 |
川北 一人 名古屋大学, 大学院生命農学研究科, 教授 (90186065)
北島 健 名古屋大学, 生物機能開発利用センター, 教授 (80192558)
水口 智江可 名古屋大学, 大学院生命農学研究科, 助教 (90509134)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
19,240千円 (直接経費: 14,800千円、間接経費: 4,440千円)
2014年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2013年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2012年度: 7,930千円 (直接経費: 6,100千円、間接経費: 1,830千円)
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キーワード | 細胞性免疫 / 包囲作用 / メラニン化 / 免疫レクチン / Cotesia kariyai / Meteorus pluchricornis / 内部寄生蜂 / polydnavirus / venom / virus like particle / immune lectin / Cotesia ruficrus / Meteorus plucricornis / virus-like particle / 細胞接着阻害 / 細胞性防御反応 / 液性防御反応 / focal adhesion complex |
研究成果の概要 |
昆虫類は、体内に侵入した異物が血球より大きな場合は、多くの血球が集合して取り囲み包囲化することで侵入した異物を封じ込める細胞性防御反応を持つが、寄生可能な内部寄生蜂は、寄主体内でその防御反応を回避できる。寄生蜂が寄生時に寄主体内に注入するポリドナウイルスには寄主血球の異物への接着を阻止する働きをもつ遺伝子が存在し、毒液にも存在、さらに寄生蜂が孵化後に漿膜細胞由来のテラトサイトが同様な遺伝子を持つことが明らかになり、寄生直後から脱出まで働いていた。さらには寄主の血球に異物に付着して血球の周りにメラニンを形成し、異物にマークをつける細胞が存在し、寄生蜂が持つ因子で消失していることが明らかになった。
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