研究課題
基盤研究(B)
我々は、マウスSM/J系統とA/J系統を用いた遺伝解析により高脂肪食摂取下において糖尿病、肥満、脂肪肝を引き起こす遺伝子の存在領域(QTL)を 両マウスのゲノムの10箇所にマップした。本研究では、次世代シーケンサーを用いたSM/JとA/J系統間の網羅的な遺伝子変異検出により、10箇所の領域内の候補遺伝子を選抜した結果、第12番染色体に脂肪肝感受性遺伝子としてIah1を選抜した。この遺伝子を肝細胞に過剰発現させると細胞内脂肪量を減少させ、この遺伝子が脂質代謝関連遺伝子の発現を変化させる機能を持つことを初めて示した。現在はIah1ノックアウトマウスを作製してその脂肪肝発症の確認を進めている。
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