研究課題/領域番号 |
24380078
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
森林科学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
竹中 千里 名古屋大学, 生命農学研究科, 教授 (40240808)
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研究分担者 |
福山 泰次郎 (福山 泰治郎) 信州大学, 農学部, 助教 (60462511)
富岡 利恵 名古屋大学, 大学院生命農学研究科, 助教 (40456588)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
18,200千円 (直接経費: 14,000千円、間接経費: 4,200千円)
2014年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2013年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2012年度: 11,570千円 (直接経費: 8,900千円、間接経費: 2,670千円)
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キーワード | 放射性セシウム / 上方輸送 / リター / 微生物 / 経根吸収 / リター層 / ^<137>Cs |
研究成果の概要 |
森林に沈着した放射性セシウムは土壌に入り、土壌の下層に移動すると考えられがちであるが、本研究では、それを上方すなわち土壌表面に輸送する過程に焦点をあて、定量的な評価を試みた。上方輸送の過程としては、土壌表層の微生物によるリター層への輸送を、福島県林業研究センターのスギ林と広葉樹林におけるリターバック実験で調べたが、下からの輸送よりも地上部からの沈着がいまだに多いことが明らかとなった。また、樹木の経根吸収による上方輸送については、ほとんど吸収が確認できず、実験を圃場でおこなったことが原因であると考えられた。事故後3,4年経過した状態では、いまだに初期沈着の影響がのこっていることが示唆された。
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