研究課題/領域番号 |
24380080
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
森林科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
檀浦 正子 京都大学, 地球環境学堂, 助教 (90444570)
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研究分担者 |
小南 裕志 森林総合研究所, 関西支所, 主任研究員 (70353688)
高橋 けんし 京都大学, 生存圏研究所, 准教授 (10303596)
植松 千代美 大阪市立大学, 理学研究科, 講師 (30232789)
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連携研究者 |
高梨 聡 森林総合研究所, 気象環境研究領域, 主任研究員 (90423011)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
18,330千円 (直接経費: 14,100千円、間接経費: 4,230千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2012年度: 13,780千円 (直接経費: 10,600千円、間接経費: 3,180千円)
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キーワード | 森林炭素循環 / 炭素安定同位体 / パルスラベリング / 樹種間比較 / 光合成分配 / 光合成産物分配 |
研究成果の概要 |
環境変動予測のためには、陸域炭素循環において大きな役割をもつ森林の炭素循環解析およびモデルの確立が必要である。 そこで、炭素同位体パルスラベリングをアカマツ、コナラ、ミズナラ、マテバシイに適用し樹木内の炭素移動速度および樹木内滞留時間の樹種間比較を行った。 アカマツにおける移動速度は広葉樹と比較して遅く、樹木内滞留時間には季節変動がみられ特に冬季は顕著に遅くなった。ミズナラ・マテバシイについては大きな違いは見られなかった。コナラの葉に固定された炭素は4日程度でそのほとんどが幹へと移動した。しかしラベリングから長期間経過後も13Cが残存し、同化産物によって滞留時間が異なることが示唆された。
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