研究課題/領域番号 |
24380090
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
木質科学
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研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
船田 良 東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 教授 (20192734)
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研究分担者 |
梶田 真也 東京農工大学, 大学院農学研究院, 准教授 (40323753)
半 智史 東京農工大学, 大学院農学研究院, 助教 (40627709)
渡辺 宇外 (渡邊 宇外) 千葉工業大学, 工学部, 准教授 (70337707)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2014年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2013年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2012年度: 9,100千円 (直接経費: 7,000千円、間接経費: 2,100千円)
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キーワード | 木質バイオマス形成 / 樹木二次木部 / 管状要素分化 / 細胞壁 / 細胞死 / 細胞骨格 / 微小管 / 培養細胞 / 木部分化 / 管状要素 / 生体イメージング / 修飾構造 / 二次木部 / アクチンフィラメント |
研究成果の概要 |
交雑ポプラの培養細胞から、細胞全体に厚い細胞壁を堆積し有縁壁孔を形成する二次木部様の管状要素が誘導された。また、培養細胞に乾燥ストレスを与えたところ、管状要素の誘導率が向上した。一方、トチノキの培養細胞から、せん孔様の構造など高度に分化した管状要素が誘導され、複雑な分化過程の解析に有効な新しい誘導系を確立することができたといえる。さらに、GFP-MAP4遺伝子を導入した交雑ポプラ培養細胞を作出し、微小管の挙動を共焦点レーザ走査顕微鏡を用いて連続的に観察したところ、表層微小管の局在と消失が観察された。微小管の動的な挙動が壁孔の形成位置など細胞壁構造の形成制御機構に深く関与しているといえる。
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