研究課題/領域番号 |
24380121
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
農業経済学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
松本 武祝 東京大学, 農学生命科学研究科, 教授 (40202329)
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研究分担者 |
安藤 光義 東京大学, 大学院農学生命科学研究科, 教授 (40261747)
戸石 七生 東京大学, 大学院農学生命科学研究科, 講師 (20622765)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
10,400千円 (直接経費: 8,000千円、間接経費: 2,400千円)
2014年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2013年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2012年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
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キーワード | 水害常襲地 / リスク対応 / インフラストラクチャー / 社会的結束 / 水害常習地域 / 農村社会構造 / 経路依存性 / 水害常習地 / リスク管理 / 村落共同体 / 穀倉地帯 |
研究成果の概要 |
この研究は、近世期には水害常襲地域として苦難の経験を重ね近代以降に穀倉地帯へと変貌した地域を対象に、「土地に刻まれた歴史」(古島敏雄)が各地域の社会的特性をいかにかたち作ってきたのかを比較研究することを目的とした。換言すれば、現時点での社会構造の特性を、水害克服にいたる歴史的経験に遡及しつつ比較分析することを課題とした。4地区(日本3地区と韓国1地区)の比較分析を通じて、各地区固有のリスク対応が固有の社会的結束を生み、それがインフラ整備の態様を規定する一方、その物的な整備水準が当該地区の生産力構造と社会的結束の形態を規定したことを、実証的に明らかにした。
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