研究課題/領域番号 |
24380140
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
農業環境工学
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研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
渋谷 俊夫 大阪府立大学, 生命環境科学研究科(系), 准教授 (50316014)
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研究分担者 |
東條 元昭 大阪府立大学, 生命環境科学研究科, 准教授 (90254440)
平井 規央 大阪府立大学, 生命環境科学研究科, 准教授 (70305655)
遠藤 良輔 大阪府立大学, 生命環境科学研究科, 助教 (10409146)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
16,770千円 (直接経費: 12,900千円、間接経費: 3,870千円)
2014年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2013年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2012年度: 11,440千円 (直接経費: 8,800千円、間接経費: 2,640千円)
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キーワード | 環境応答 / 苗生産 / 光合成特性 / 病害抵抗性 / 害虫抵抗性 / 生物的ストレス抵抗性 / 高付加価値苗 / 光環境応答 |
研究成果の概要 |
育苗時における物理環境が植物の自己防御能力に及ぼす影響を,光合成能力や生物的・非生物的ストレス抵抗性について定量的に評価した.赤色/遠赤色光比(R/FR比)の高い照射光下や低湿度下では,ストレス抵抗性の向上が見られたが,それら環境下での展葉,ひいては量的成長は抑制される傾向が見られた.高R/FR比順化葉は陽葉と似た光合成特性を示した.高R/FR比の光照射下や低湿度下では,植物が葉の展葉速度を高めることよりも強光あるいは水分損失に対する防御を優先したと考えられ,自己防御能力と量的成長の間にはバイオマス分配を介したトレードオフがあることが示唆された.
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